みなさん。お疲れ様です。たつよしです。
新卒で就職したはいいけど夜勤が辛すぎて入るところ間違えたと後悔する人は割と多いです。
入る前は何とかなるだろうと思った
ここしか入れるとこがなかった。
会社説明の時に夜勤はないと言われた。
急に就業規則が変更になった。
理由は色々あると思います。
夜勤は辛いです。
夜勤はやっていれば慣れるとか頭おかしいこと言っている「夜勤エアプ」がいたりしますが。
そんなわけない。
夜勤は何年やっていても辛いです。
だから夜勤が辛くて入る会社間違えた!と後悔する気持ちはすごくよく分かります。
せっかく新卒ではいったけど辞めてもいいんだろうか?
周りから変な目で見られないか。
辞めたとして次の就職先は大丈夫だろうか。
いろんな不安があると思います。
ですので、夜勤を10年経験してきた&転職して夜勤から逃げた僕からアドバイスをできたらなと思います。
そもそも夜勤は誰でも辛い
当たり前ですが夜勤は誰でも辛いです。
何年夜勤をやっていようが慣れるものではありません。
みんな生活の為に仕方なく働いているというのが本音です。
今も夜勤を続けられている人はたまたま耐えらているというだけで、
当然耐えられない人も大勢います。
勤をしている人の離職率は驚くほど高いです。
僕の働いていた会社だと大半の人が3年以内に辞めていました。
10年以上働いている人なんて1割くらいしかいませんでしたね。
当たり前ですが、人間は夜に寝て朝に起き、昼に活動する生き物です。
それを無理やり昼夜逆転させて活動させる働き方で長続きする方がおかしいです。
僕はたまたま、健康な体を持って生まれたから10年間夜勤を耐えられたけど、大半の人はボロボロになりながら会社を辞めていっていました。
だから、夜勤が辛くて辞めることは恥ずかしいことではありません。
夜勤による肉体的な辛さ
まず最初に辛いと感じるのは『肉体的な辛さ』です。
なぜなら新卒で夜勤を始めると、生活習慣の変化に身体がついていかないため、身体が疲れやすくなります。
①睡眠不足による疲れ
そもそもよく考えてください。
学生の時は夜更かしするな。早く寝なさいと言っておいて、社会人になったら会社の命令に従って夜働けですよ。
いや。無理に決まってるでしょ。
そんなポンポン体の切り替えなんてできるか!
朝働くのも、夜働くのも変わらん。とか言ってた高校の先生がいましたがアホかって思いましたね。会社のことを理解しない先生がいるのが問題です。
実際に夜寝るのと朝寝るのとでは回復力がまるで違います。
明るい時に寝る場合は明らかに眠りは浅いですし、
どれだけ寝ても寝たりない感じがして常に寝不足状態。
何度も目は覚ますは疲れは取れないはほんと最悪です。
夜勤最終日の夜勤明けによるがっつり10時間くらい寝ると今までの辛さはどこえやら一気に全快します。
人間は夜寝ないといけない生き物なんだなって実感しました。
寝たいのに眠れないというのは地獄でしかありません。
結構睡眠を舐めている人がいますが、
1週間寝ないでいると頭おかしくなります。
それくらい人間にとって睡眠とは重要なものなのでそれをないがしろにする夜勤は害悪でしかありません。
夜勤による精神的な辛さ
眠い中、起きているというのは思った以上にストレスがかかります。
夜勤は体力仕事みたいな風潮がありますが体力があっても辞めていく人は辞めていきます。
「部活動で運動部だったので体力には自信があります!「
という人もたくさんいますが、そういう人も辞めていきます。
体力あっても精神力が弱いとすぐにダウンしてしまいます。
睡眠サイクルのおかしい生活が続くと人間は精神的がおかしくなります
そりゃ、そうです。
今までの生活からかけ離れた生活をするんですから体への負担がそのまま精神の負担にもなってきます。
精神がおかしくなる第1段階 休日を挟んでも体のダルさが抜けきらない
疲れが蓄積されすぎてどれだけ休んでも体の怠さが抜けきりません。
年齢が若ければ」若さ」で夜勤の負担をカバーできるのですが、年を取るにつれてカバーが聞かなくなってきます。
休日は体を休める期間になってしまって、休みの日を全く楽しめません。
会社の為に働いて、会社の為に休む。
夜勤をしていると休日を楽しめなくなっていきます。
精神がおかしくなる第2段階 趣味が楽しめなくなる
会社の為に働き、会社の為に休む生活が続くと「自分」というものを失い始めます。
最初こそ自分が豊かに生活をするために働いていたのに、気が付いたら夜勤のことばかり考えるようになる。
夜勤やりたくないな・・・
やっと夜勤終わった・・・
あぁ、昼の体に戻さないと・・・
自分の時間が全く作れず夜勤のことばかり考えてしまって精神的に疲弊していきます。
精神が疲れた状態ではやる気も何も起きません。
趣味を楽しむよりも疲れた・・・何もしたくないという無気力感にさいなまされて何もしたくなくなります。
精神がおかしくなる第3段階 何も楽しいくない無気力な状態になる
趣味が楽しめなくなった状態が長く続くと今度は自我を失って夜勤の苦しみだけが続く無気力な状態になっていきます。
趣味を楽しめなくなることによるストレス発散する機会が無くなって、
夜勤のツラさだけが残るようになっていきます。
夜勤の為に生き、会社の為に働き続けるマシーンへと変り果てることになります。
そしてそんな生活が楽しいわけもなく。
生きているのが「苦」になっていきます。
夜勤は体力と精神力の両方ないとやっていけない。そんな仕事です。
睡眠不足+新しいことを覚えないといけないダブルパンチ
夜勤はただでさえ辛いのに新卒の場合、さらに新しいことを覚えないといけないので負担がすごく大きいです。
夜勤は夜勤の仕事や役割があったりして日勤と動きが違ったりします。
なのでその流れや新しいことを覚えるために新卒は四苦八苦します。
眠たいのを我慢して新しいことを覚えないといけないのは拷問ですよ。
頭おかしくなります。
ただでさえ新しいことを覚えるという作業は頭を使うのに。
それを寝ぼけたような頭で叩きこまれても困るってもんです。
それに新卒となると自分が1番下っ端ですから気も抜けないような状態です。
ちょっとしたミスで怒られる。
疲れたからちょっと休んでいただけで「なに休んでんだ!」と怒られる。
中堅くらいになると呪縛から解放されてかなり楽になるのですが、
新卒の場合は上司や先輩から押さえつけられての仕事ですからストレスがマッハに溜まっていきます。
だから嫌になるというのもすごくわかります。
実際問題新卒で夜勤がつらいで辞めてもいい?
YESです。
正直無理と判断したら即辞めるのが1番リスクが少ないと思います。
下手に居続けてしまうと昇給だったり、
周りの人間関係を気にしてしまい辞めずらくなってしまいます。
何かと日本社会は長いこと会社にいる人を大事にする風潮があります。
戦力が削れて上司がめんどくさくなるというのが1番の理由です。
実際ボーナスは増えますし、
有給の取得日数も増えたり。
甘い罠が潜んでいます。
辞めたいけど今の環境も捨てられない・・・となってしまい辞めるに辞められなくなってしまいます。
それに長いこと会社にいると年齢の関係で転職も厳しくなっていきます。
転職の場合は若ければ若いほど有利だったりします。
スキルとか身につくあれば問題ないのですが、
会社で身につくスキルなんて大半が会社の中だけでしか通用しないクソスキルばかり。
下手に2~3年いて時間を無駄にするよりも、
とっとと辞めて体を期に賭けた方が何倍もマシです。
周りから変な目で見られないか不安
あるあるですね。
周りからなんか言われそう冷たい目で見られそう。
そんなことを気にしてしまい辞めようにも辞められない。
みんな年上だったり、位が上の人ばかり。
めちゃくちゃ怖いですからね。
ただそんなものは無視で大丈夫です。
確かに怒られるかもしれません。説教されるかもしれません。白い目で見られるかもしれません。
ですが1か月もしないうちにあなたのことはキレイさっぱり忘れ去られます。
そんなものですよ会社なんて。
辞めるって言うと引き留めてくる上司とかいますが、その上司でさえ1か月もすればその人のことなんて忘れます。
要は自分の仕事が増えるのがめんどくさい。
辞められると評価が悪くなるから困る。
といった自己中的な要因が大半を占めています。
辞める人のことなんかまるで気にしていません。
全て自分の為です。
会社の関係なんて薄いです。
辞めた瞬間その人のことなんかすぐ忘れてしまいますし、
もう会うことなんてまずないです。
なので変なことを言われても無視すればいいんでよ。
自分に合わないと思ったら即効辞める。
まずは自分が1番です。
編に周りの心配なんてしない方がいいです。
嫌われる評価を恐れる優等生タイプに多いので、
そこまで周りに覚えなくても大丈夫です。
辞めたとして次の就職先は大丈夫だろうか
これについても大丈夫です。
というのもしっかり先のことを考えられる慎重さはそれだけ危機管理能力の高さを物語っています。
最悪を想定できているとも言えます。
しっかりと危機管理できているということはそれだけ準備もしっかりできるということです。
中には仕事がめんどくさいから辞める。
と何も考えずに辞めてしまう人も大勢います。
転職において準備が1番重要になってくる作業です。
その作業をおろそかにすると転職失敗→無職が続く、次々と転職を繰り返す転職族になるのどちらかになります。
しっかり辞めたときのリスクを考えられる能力がある人は会社を辞めても案外乗り越えられたりするので心配をしているうちは何も気にする必要はありません。
大丈夫です。
このまま続ける場合はどうすればいいですか?
当然中には後には引けない人もいます。
辞めたいけど生活が懸かっていて辞めるに辞めれない。
全員が全員辞めれる環境にいないというのも事実です。
僕も高校卒業して就職しましたがその理由が父の会社のリストラが原因でしたからね。家に金がないからお前が働いて家に入れろという経緯があって辞めるに辞められない時期がありました。
なのでこのまま続けるという選択肢しかない人もいます。
そんな人の為に10年間夜勤をしてきたちょっとした先輩からアドバイスを送っていこうと思います。
まず第一に睡眠環境を整えろ!
夜勤は睡眠の天敵です。
まず眠ることができません。
慣れてくると眠れるようにはなりますがそれでも回復量は夜寝るときの3分の1くらいです。
明るい時に寝るというのは環境も最悪です。
車はブンブン通ってうるさいですし、
登下校中の子供たちのはしゃぎ声もうるさい。
市内放送なんかもうるしですし。
眠る環境が最悪です。
睡眠と精神が病まないように環境を整えるこれが夜勤を乗り切るうえで1番重要になってきます。
夜勤で必須アイテム 耳栓 アイマスク
夜勤をするうえで耳栓とアイマスクは必須です。
これがあるのとないのとでは夜勤の難易度が天と地ほど変わります。
まず第一に確保しないといけない代物になります。
耳栓は騒音を。
アイマスクは光を防いでくれます。
明るい時に寝るというのは体が違和感を抱いてしまいなかなか眠ることができません。
眠ろうとしても周りの音が気になって・・・となかなか眠ることができなくなります。
寝れたとしても眠りが浅くちょっとした音で目が覚めてしまうなんてことも珍しくありません。
何度も起きる寝るを繰り返すと当然睡眠の質も悪くなりますし、何より寝た気がしないです。
ぶつ切りで睡眠をとるよりも、
1回も起きずにガッツリ1回で睡眠をとった方がやっぱり回復量は多いです。
それとアイマスク。
これも必須。
欲遮光カーテンをしましょうとかで光の対策を紹介している人がいますが、
甘い!夏の日光の強さは遮光カーテンの隙間を貫通してきます。
遮光カーテンと言っても窓とカーテンの間に若干隙間ができます。
なので完全な真っ暗な状態を保つことはまずできません。
ちょっとした隙間から光が差し込み部屋が明るくなってしまいます。
特に真っ暗でないと眠れないという人にとっては死活問題です。
なので遮光カーテンだけでは不十分だと思っていて、
それ以上にアイマスクで完全に目を覆い隠したほうが真っ暗にできてよく眠れたんですよね。
遮光カーテンも必須ですが、アイマスクも必須です。
アイマスクの場合はタオルでも全然代用できるので無理して買う必要はありません。
耳栓の場合は買わないといけないのですが100均のもので問題ありません。
特に遮音性に違いがあるわけでもありませんし。
それに清潔感の為に新しいものに変えられる使い捨ての方が衛生的にも良いです。
実際に1カ月も耳栓を使っていると汚れてきますからね。
会社で仮眠をとる
夜勤中に仮眠を取るか取らないかでツラさが大きく変わります。
仮眠をするだけで体のダルさが一気に軽くなります。
夜の睡眠は昼にくらべて回復効果が3倍高いことが分かっています。
下手に起きているよりも寝た方が絶対良いです。
ただ、休憩中はどうしてもお腹が空くんですよね。
睡眠をとるか食欲をとるか非常に悩むところではあります。
僕なんかは、ブタメン、カロリーメイト、inゼリー(グレープフルーツ味)でサッと食事を済ませて残りを睡眠に充てていました。
ちなみに、inゼリーがグレープフルーツ味なのはこの味が1番胃にしっくり来たからです。
マスカットとか甘めなのは夜中の胃には重たくって気持ち悪くなったんですよね。
だから少し酸味のあるグレープフルーツが夜勤には最適でした。
休みは昼型の生活をする
休日は昼型の生活を心がけ、必ず夜に眠る。
夜勤中は昼間に10時間とか寝たことあったのですがずっと眠たかったのです。
だけど、夜勤の週が終わった日の夜。がっつり寝たら一気に眠気が吹っ飛んで頭がすっきりしました。
人間は夜寝ないといけない生き物なんだなって実感しました。
夜勤を健康的に過ごすためには、
①に睡眠
②に睡眠
③に睡眠。
睡眠が全てです。
夜勤を続けていくためには睡眠は何より大事です。
ただ、どうしても夜勤が続けられないという人は「昼の仕事に転職する」そんな考えもOKだと思ってます。
実際、僕はに30歳になって夜勤が辛くなりだしたから転職しましたし
給料は減りましたが、夜眠れるし、友人とも会える機会が増えて夜勤をしていた時よりも楽しい生活を送っています。
健康があってのお金ですからね。
転職したこと後悔はありません。
10年間夜勤してきたけど、慣れるなんてことなかったぞ