みなさんお疲れ様です。たつよしです。
今回は夜勤は何年続けることができるのか。について話をしていこうと思います。
夜勤は身体的、精神的に負荷のかかる仕事です。
だから年老いて、身体的、精神的に弱っていけば行くほど夜勤はつらくなっていきます。
夜勤がツラい時が来たら会社を辞めなければいけない。
会社に夜勤がツラいと言って部署を変えてくれるならいいのですが中には
「夜勤がツラい?なら辞めれば?お前の代わりなんていくらでもいる」とあしらわれるところもあったりします。
会社を辞めるにしろいったい年齢的にどのくらいが引き際なのか知っているだけでも転職活動の大きな指針になると思うのでかなり重要な情報になると思います。
工場夜勤は何歳まで可能なのか
僕が前働いていた会社の夜勤をした居る人の割合はこんな感じでした。
20代80%
30代20%
40代10%
ほぼほぼ、20代の人ばかりで夜勤は成り立っているような状況でした。
そこからリーダーとか係長が30代~40代で部下まとめていた形になります。
50代で夜勤をする人はほぼほぼいなかったですね、
中途で50代から入ってくる人はちらほらいたのですがみんな半年もしないうちに辞めていきました。
正社員で長年会社に勤めていた人の場合は昇進していくので自然と夜勤から外れて通常勤になっていっている印象でした。
人にもよりますが、20代~30代が夜勤ができる年齢なんじゃないかと思ってます。
僕は30になって夜勤が急にツラくなったから辞めたんですけどね。
何歳まで大丈夫なのか?年齢の限界は?
職種によって夜勤の限界年齢は変わってきます。
- 三交代なら55歳~60歳が限界
- 自動車工場など体力がいる工場では40歳~45歳が限界
- 一週間の内に昼夜チェンジがある工場は40歳が限界
- 夜勤専属なら定年まで可能
仕事内容、職場環境、各人の体力や性格、どれだけ責任のある立場か?などによっても±5歳くらいの誤差は出ると思います。あくまでおおよその目安。
僕が前働いていた会社だと夜勤の限界年齢は40~45歳くらいのイメージでした。
ただ、30代、40代と年を重ねるごとに夜勤はつらくなっていくのは確実なので限界がきたらさっさと身を引くことをしないと体を壊して取り返しのつかないことになります。
取り返しのつかないことにならない為にもだいたいの限界年齢は知っておいても損はないと思います。
ちなみにフランスは、ヴィスナール教授の報告によって、
10年以上交代勤務をすることを禁止したり、夜勤労働者の労働環境の改善などの法律を作って、国レベルでこの問題に取り組んで、労働者の保護されています。
フランス。羨ましい。
ちなみに日本はそんな規制なんてないです。
夜勤を20年間続けたAさんの話
転職を重ね、退職までの20年間(40歳~43歳頃まで)以下の様なシフトで仕事を続けてきたAさん。
【職種】
表面実装のマシンオペレーター
【勤務時間】
朝勤 9:00~21:00(休憩 12:00~13:00)
夜勤 21:00~9:00(休憩 1:00~2:00)
【シフト】2週間毎にシフトチェンジ
※年の約7割くらいが二交代シフト、それ以外の時期は日勤のみ
よく20年も夜勤を続けられましたね。
二交代24時間稼働のハードな夜勤シフトでしたが、賃金はいいし、自分なりの夜勤のリズムも作れていたので、それなりに楽しかったです。
中途採用なので昼の部署へ移動できる可能性は無いけれど、趣味が走ることで体を鍛えていたので、まぁ定年まで夜勤できるだろう…と高をくくっていたんです。
ところが・・・
40歳を越えた途端に夜勤シフトに対応できなくなったんです。急にフレーズが変わったというか、夜勤の疲れが休日でも回復しないし、明け方に動悸がすることも多くなった。
「…もう、定年まで夜勤シフトは無理だな…」
そう考えながらも3年程頑張ってみましたが、その後の人間関係にも悩まされ、43歳で退職に追い込まれました…
転職の時、せめて三交代の職場を選んでおくべきだった。三交代なら定年まで頑張れたかも知れません(笑)
すごいですね・・・僕なんて3交代でも6年でギブアップしてしまいましたよ。
夜勤は向き不向きがありますからね。
身体を壊す前に転職されただけでもすごいと思います。頑張りすぎて壊れちゃう人。結構いたりしますから。
僕の働いて嫌会社でもいましたね。そういう人。
夜勤を辞めた方が良い身体と精神のサイン
ここからは夜勤をしている中で夜勤を辞めた方が兆候を危険度レベル順に出していこうと思います。
危険度レベル1 休日を挟んでも体のダルさが抜けきらない
まずは危険度レベル1。
体力的、精神的に衰えくると夜勤がツラくなってきます。
20代とかなら若さでカバーできますが、30代、40代になってくると一気に疲れが押し寄せてきます。
夜勤終わって遊びに行く人がいますがそんなことは20代しかできません。
30代になるとずっと寝てる生活になります。
ただ、このレベルなら生活環境に気を付けることができればまだなんとかなるレベルだったりします。
危険度レベル2 睡眠薬を飲んで寝るようになる
夜勤の時はどうしても朝、昼に寝ないといけないけど、人によっては明るい時に寝ることができなかったりします。
いままで夜に寝ていた生活を変えて、昼に寝ろなんて言うのは無理な話。
だから睡眠薬を飲んで夜勤を乗り切る人が意外と多かったりします。
眠たいのに眠れないのは想像以上に地獄です。
睡眠薬は年齢が上の人が意外と服用してたりするので年齢が上がる程夜勤はつらくなっていくんでしょうね。
そもそも薬に頼らないとやっていけない仕事なんて間違っています。
薬を飲みだすようになったら危険信号です。
明らかに生活サイクルが体に合ってない証拠です。
無理に続けると本当に体を壊しかねません。
薬に頼り始めたら辞めた方が良いサインの1つだと思ってます。
危険度レベル3 趣味が楽しめなくなる
こっからは赤信号です。
いままで楽しめていたものが楽しめなくなるのはうつ病を発症している可能性あります。
このレベルになってくると回復までに1年~2年平気でかかってきます。
昼夜逆転による睡眠ストレスによって生きる気力を全部持ってかれます。
夜勤をしていて意外と身体は大丈夫という人がいるのですが精神的にジワジワと削られるのが夜勤です。
この段階がギリギリまだ引き返せるラインですので、
いままで楽しめていたものが楽しめなくなったという人は急いで夜勤から離れないといけません。
これ以上無理をすると取り返しのつかないところまで言ってしまいます。
危険度レベル4 何をするにしても無気力になる
趣味が楽しめなくなった状態でも無理して働き続けると今度が何をするにもやる気が起きなくなってきます。
起きるのもめんどくさい、食べるのもめんどくさい、お風呂入るのもめんどくさい。ずっと寝ていたい。そんな状態になっていきます。
この状態は手遅れに近い状態で一刻も早く環境を変えないといけない危機的状況です。
危険度レベル5「自殺」「死にたい」「消えたい」を検索するようになる
完っ全にアウト!
この段階にもし言っているのであれば速攻、辞めてください。
本当に手遅れになります。
無気力な状態が長く続くとこの先こんな無気力な状態が続くのか・・・嫌だな・・・それならいっそ消えて自殺したほうが楽なんじゃないか・・・という結論に至ってしまいます。
この状態になりやすいのは真面目で頑張り屋の人がなりやすく、さらに自己評価が低い人がこの状態になりやすくなります。
自殺を考えている人は別に死にたいわけではありません。
今の苦しい状態をなんとかしたいという気持ちの表れで「消えたい」「死にたい」というのであって本当に死にたいとか思っているわけではありません。
言ってしまえばSOSです。
ただ、真面目で頑張り屋だから会社を辞めるという選択肢を取ることができない。
自己評価が低いから自分はダメ人間。消えた方が良いと考えてしまって。
結果、自殺という形を取ってしまう。
会社を辞めるという選択肢よりも自分がいなくなった方が良いと考えてしまう間違った解決方法を導きだしてしまっている状態です。
だからこそ、
この状態の場合は一刻も早く会社を辞める。
これに限ります。
夜勤の場合は憂鬱になる機会が多いのも問題です。
夜勤初日なんかは憂鬱になりやすかったり、夜勤が終わった後眠れなかったり。
苦しい日々を送らないといけないから精神的におかしくなりやすい。
まとめ やばいと思ったらすぐに身を引くように立ち回る
一応、夜勤は法律上何歳になってもやることができます。
ですが、体力や精神力は人それぞれ違ってきますからヤバいと思ったら身を引くようにした方が絶対にいいです。
40代でも夜勤している人がいる中でも僕は30歳で夜勤がきつくなったので会社辞めてますし。
何歳まで続けられるか?なんていうのは人それぞれです。
50歳でも夜勤できる人はいますし20代でも夜勤が無理という人はたくさんいます。
夜勤がやばい、体調に異変を感じたら即辞める。
それが今後の為です。
体を壊したら元も子もありません。
50代で夜勤に入ってきた人は3か月で辞めていったことがありましたね。