夜勤が合わないで辞めても本当に大丈夫なのか?転職に響かない?

みなさん。お疲れ様です。たつよしです。

今回は夜勤をやっていると必ず1回は思うこと「つらい・・・辞めたい」ということについて話をしていこうと思います。

夜勤がある職種や業種は、総じて離職率が高いのが特徴です。

体に負担がかかるため、「ずっと夜勤の仕事は続けられない」と誰もが1度は感じるはず。
だけど「次の転職先があるか不安」という理由から転職に踏み出せない人も結構な割合でいます。

たつよし

僕も高卒&資格なしでしたからどこも雇ってくれないと半ば諦めていました。

真面目な人の中には「途中でやめることに」罪悪感を覚えるもいます。
日本だと途中で投げ出すこと=悪という風潮が強いです。

部活にしろ。クラブ活動にしろ。途中で辞める人間を叩きます。
こういった価値観から途中で投げ出すことはいけないと刷り込まれます。

よく逃げ癖が付くとか言いますが、
1回2回逃げたくらいで癖とか付くわけがない。

というより、逃げ癖ってなんですか。
嫌なことから逃げるのは当たり前のこと。

津波が来ました。地震が来ました。クマと遭遇しました。
ってなったら逃げるじゃないですか。

それで逃げ癖が付くから立ち向かえなんていうアホはいないじゃないですか。

だけどそれが会社になったら考えが一気にかわる。
どれだけ精神的、身体的に苦しい思いをしても続けろってなる。

明らかにおかしいでしょ。
結果、最終的には鬱やら自殺と言った最悪の形で見つかるっていうね。。

昔は1度入った会社には定年まで働き続けるというのが当たり前でした。

たつよし

際に夜勤が辛くてやめようとした時も、「1度入った会社を途中でやめるのは会社に失礼」と課長に言われて辞めるのを思いとどまらせられました。今思うとクソだなって思うしあの時、辞めなかった自分に後悔しています。

今よりも雇用が安定していて働けば働くほど給料がもらえたバブル期だからこそ「1度入った会社で一生働き続ける」という価値観が成立してたわけで、今の日本の終身雇用神話は崩壊しています。

昔は安定していたから1つの会社で働くことが当たり前でしたが、
今では1つの会社で働き続けることの方が珍しいです。

というか定年まで会社があるかすら怪しいレベルですからね。

ちなみにこれが会社の生存率の表になります。

20年後、30年後まで会社が生存している確率が1%切ってます。
それなのに1つの会社で働き続けろなんて暴論にもほどがあります。

「1つの会社で働き続けろ!」とは言うくせに、
働き続けて会社が倒産しても何の保証もない。

「ここで働く選択をしたお前が悪い」と片づけられるだけ
クソすぎる。

安い賃金で働いてもらうために愛社精神やなんだと言ってやりがい搾取する企業が多いし、個人の人生を保証してくれるわけでもないクセに出しゃばってくる考えの古いアホ上司も多すぎる。

今時、転職なんて珍しくもなんともない。
夜勤が辛いから辞めても何の問題もありません。

そもそも転職先で「夜勤が辛いから辞めた」なんて馬鹿正直に答えなければいいだけ。
「○○に興味があったから」「この会社の○○という働き方に衝撃を受けて」と前向きに答えればいい。

転職してくる人が「夜勤が辛くて辞めてきた」なんて情報はまず知りません。
会社も夜勤が辛くて辞めてこようが問題なくウチで働いてくれれば問題ないというのが企業です。

夜勤が辛くても辞めても何のデメリットもありません。

結論

辞めてもデメリットにならない。

辞めるのを思いとどまらせる夜勤のメリット

夜勤をしていると1度は辞めたい、転職をしたいと考えるもの。

ただ仕事を辞めるというデメリットが足かせになって辞めることに踏ん切りがつかないという人がほとんどです。

たつよし

生活ができなくなる。今よりも労働環境が悪くなる。1歩を踏み出すことはやっぱり勇気がいります。

夜勤のメリット
  • 給料が上がる
  • 通勤ラッシュを避けられる
  • 平日の日中がプライベートになる

給料が上がる

夜勤のメリットは、日勤者に比べて給料が上がります。

一般的に夜勤は、深夜割増賃金が発生する深夜(22時から翌朝5時まで)の時間帯に働くことになります。
そのため、昼間に働くよりも給料が高いです。

時給1,000円なら午後10時~翌5時まで間は時給が1,250円以上にUPします。
お金のイラスト

たとえ同じ仕事をする場合でも、日勤と夜勤とではもらえるお給料に明らかな差がでます。そのため、とにかく稼ぎたい、年収を上げたい、夜間に強いと言う方は大きなメリットになりますね。

たつよし

夜勤のメリットの8割~9割が給料が上がるからで占められています。
他のメリットは取ってつけたようなメリットばかりです。

通勤ラッシュを避けられる

通勤ラッシュを避けられるのも、夜勤で働くメリットになります。基本的に夜勤は、日勤で働く人が帰宅する時間帯に出勤することになります。

そのため、電車は空いている場合が多く、車の渋滞も反対車線。
快適に通勤できるケースが多くなります。とくに都市部の通勤ラッシュは、驚く程大きなストレスを与えることがわかっています。

平日の日中がプライベートになる

夜勤のもうひとつのメリットと言えるのは、日中がプライベートになることです。

夜勤や交代勤務の場合、当然日勤、土日休みの人が働いてる時間が休みとなりますので、街が空いてる、日中好きなことが出来る、平日遊びに行けると言うメリットがあります。

たつよし

まぁ、夜勤終わってクタクタな状態で遊びに行ける強者がどれだけいるか知りませんが。僕は無理でした。

夜勤を辞めたいと思わせるデメリット

夜勤のデメリット
  • 体調不良のリスクがある
  • 友達、家族と時間が合わない
  • 年齢を重ねるごとに辛くなる

1.体調不良のリスクがある

夜勤の仕事で最大のデメリットは体調不良になりやすいことです。

夜勤で体内時計のサイクルが狂い、疲れやすくなったり、体の負担も大きく睡眠障害、うつ病、生活習慣病、ガン等の発生リスクは日勤者よりも夜勤の方が高くなります。

2.友達、家族と時間が合わない

夜勤をやっているため、日勤の友達、家族とすれ違いになってしまいます。

そのため、友達と時間が合わず休日はひとり、家族団欒が出来ない、すれ違いが原因で恋人と上手くいかないという人間関係が希薄になる場合もあります。

3.年齢を重ねるたびに辛くなる

夜勤は体力や集中力を求められる働き方なので、年齢を重ねていくたびに体力、持続力、集中力も落ちてきますし、体調不良のリスクも増え、負担も大きくなります。

これらを踏まえて夜勤は辞めてもいいのか?→いいです。

給料が多く貰えるが本当に割に合っているのか?

夜勤で得られるメリットってしょぼくね?って思うわけです。
給料が多く貰えるのは魅力的ではありますが正直それだけです。

しかも給料がもらえると言っても眠れない地獄、昼夜逆転地獄を考えるとまるで割にあっていません。1週間夜勤をやれば分かります。

夜勤考えたやつはアホだって誰もが1度は思うはず。
それくらい夜勤は体力的、精神的にボロボロになります。

夜勤をすれば給料は確かに上がります。
ですが夜勤をしなくても給料が上の会社だってたくさんあります。

夜勤をているから給料が高いというのは錯覚です。

たつよし

夜勤をしていても通常金で働いている人の方が給料が高い会社なんてたくさんあります。

夜勤をしていて今の給料に満足している。
夜勤をしていても受け入れられる給料ならいいのですが不満があるのなら辞めても全く問題ないです。

給料がたくさんもらえても割に合わないと思ったらそれはメリットでもなんでもありません。
ただ我慢して働いているだけの社畜です。

通勤ラッシュを避けられる。平日の日中がプライベートになるはメリットでも何でもない

良く夜勤のメリットで通勤ラッシュを避けられる。平日がプライベートになるということが言われますがメリットとしては弱すぎませんか?

確かに通勤ラッシュが避けられる。平日がプライベートになることでメリットになることはありますが、基本疲れて帰ってくるから朝日に行く余裕なんてありません。

眠たいのに働かせられるというだけでこれらのメリットは消滅しています。
あまりに夜勤のメリットがないから無理やりメリットを捻出させた感が半端ない。

会社で働くことのメリットに「会社のトイレがキレイ」とか謳ってる会社があるのですが。
→僕が働いていた会社です・・・

たつよし

で?って感じですよね。

会社の良いところがなさ過ぎて頑張ってメリットを探して出た答えがコレです。
夜勤のメリットこれと同じ。

給料以外のメリットは正直おまけ。
僕の会社の良いところの「トイレがキレイ」と同レベル。

メリットでも何でもありません。
たまたまメリットになりそうなものが見つかっただけ。

平日がプライベートになって市役所とかに行けると言っても。
毎回市役所に行くわけでもない。

それに平日がプライベートってことは、
休日は働いているということ。

だから友人との会う機会が激減するというデメリットにもなりうるわけです。
市役所に行く回数と友達と遊ぶ回数どっちが多いかって言われたら友達と遊ぶ回数の方が多いと思うわけです。

基本会社は土日祝日が休みが一般的なわけですし。
その時くらいしか予定が合いません。

途中でやめることに罪悪感を覚えなくていい

それでも途中でやめてしまうことに罪悪感を覚えたり恐怖するのは仕方がないこと。そもそも学校の部活でそういう風に教育されていますから。

学校の部活でも途中で辞めること=悪いことみたいに扱われたりします。
3年間続ければ成績が良くなるとかよく言われるのも脅迫でしかありません。

入る部活によって練習時間、練習の大変さはそれぞれ違うのに。
同じ3年間部活をしたというだけで一括りにされる。

休みの日が全くない部活もあれば、
週に1回しかやらない部活でも同じ3年間部活をやり遂げたというだけで成績が上がる。

それで途中でやめた人の成績が少し悪くなる。
表彰とかしっかりと実績を残せば成績に加点すればいいのですが長いこと部活に所属していたというだけで加点されるのは正直どうかと思う。

大した実力もなく、長く部活を続けたことしか評価されなかった人間が就職して上司になった結果、長く続けること=良いことっていう勘違いを風土かしていくんでしょうね。


そして出来上がっていく体育会系の会社。その風潮に苦しめられるたくさんの従業員。

よく言われるのが「部活を3年間も続けれない奴が会社で働くことはできない」という言葉。

部活を3年続けようが辞める奴は辞めるし。
部活を途中で辞めて天部していった人でも何十年と会社で働き続けられています。

実際、僕の兄がバスケ部が辛すぎて転部して「電子システム部」という文科系の部活に行きましたが、
学校卒業後今も1つの会社で働いています。

確か勤続10年とか言ってましたね。

そもそも会社で働いたことのない。会社を全く知らない「教師」が会社のことを分かった風に言うのはどうかと思ってます。

たつよし

部活を3年続けられないやつが会社で通用しない?バカも休み休み言え。

学校から途中で辞めることは根性なしと「悪者」にされてほとんど洗脳じみたことされて
途中辞めること=悪とされがちですがそれで人生好転すれば全く問題ありません。

今時、転職なんて何も珍しいことではありません。
むしろ今の時代転職して当たり前ですからね。

転職先でも「夜勤が辛いから辞めた」という後ろめたさを出さなければ全く問題ありません。
それよりも面接で「いかに前向きな転職か」を前面に出していけば問題ありません。

夜勤が辛くて辞めても、全く転職の足を引っ張ることはありません。
1番いけないのは中途半端に結果を先延ばしにすること。

先延ばしにすればするほど辞めるタイミングを失って、
嫌々今の会社で働き続けないといけません。

辞めたいと思ったらすぐ辞める。
自分の直感を絶対に信じた方が良いです。

他人の意見なんてクソくらえです。
自分の人生です。

他人に人生を左右されてはいけません